3月11日。震災から10年。
毎年、
忘れたいような、忘れたくないようなこの日です。

季節の変わり目のこの時期はただでさえホルモンバランスが崩れ、心も身体も不安定になるそうです。
春のシクシク。
そういう心境も「今は仕方がないさ」と降参し、ただ淡々と生活すること。
できれば感謝をして。
今日はなにやら難しい禅語より。。
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「春色無高下 花枝自短長」
しゅんしょく こうげなく
かし おのずから たんちょう
春の日差しは誰もに平等に降り注ぎます。
だけど、同じ日光を受けた木でも、枝の長さは適材適所、伸びる長さはバラバラです。
もしも平等が大切だと全部の枝葉を同じ長さに切りそろえれば、それは不自然。
それぞれが気持ちよく、枝葉ごとにデコボコに伸びることができる。
それこそが平等で、
長短が入り混じり、全体で美しく1つに調和する姿、これこそが自然。
だから私たちも、
デコボコの自由のまま、助け合って一つに調和したい。
そんな言葉(禅語)を今日は教えていただきました。
3.11
どうしても、シクシク人間になってしまう自分がいても
それはそれで大丈夫。
元気にならなきゃいけない、自分のようなシクシク人間はダメだと思わなくてもいい。
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10年前の今日、私は7月のウェディングの招待状の打合せをしていました。その後は9月のウェディングのお申込の方がいらっしゃる予定でした。
14:46を境に(今の状況にも似て)ほぼ9割の結婚式が延期になりました。シクシクでしかない状況。
あの震災を乗り越えたアーマでしたが、昨年まさかのコロナ禍閉店。
そして10年目の今日は、もうすぐオープンする新しいお店のバックヤードから、マスク姿で追悼の花火を見上げています。

また今日から新しい10年を。
デコボコのまま、感謝をし
デコボコ同志、調和して。
すがわら
by ama_wedding
| 2021-03-11 22:35
| 天使のささやき
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