先日はストックホルムでノーベル賞の授賞式と晩餐会があり、日本人の受賞があったため注目されていました。
この時期、紋付き袴の下にはヒートテックのレギンスが欠かせません(笑)
寒い寒いスウェーデン、きっと本庶先生も防寒対策をしてお式に臨まれたことと勝手に推測いたします。
さて、ノーベル賞のあと、
12月13日は「ルシア祭」の日。
北欧のお祭りです。
北欧デザインのアーマテラスには、
「サンタルシア」というチャペルがあります。
「サンタルシアチャペル」の「サンタ」は、St.(セイント)漢字で書くと「聖」です。
そして「ルシア」は…
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Julkalender13
北極に近い北欧の冬は、一日中ずっと夜。
暗くて寒くて長い冬を
明るく照らす光の女神ルシアは
北欧に暮らす人にとって希望の象徴です。
これから段々と日が長くなる境目「冬至」
スウェーデンではルシア祭というお祭りをします。
「日が長くなることを祝う」なんて
太陽を待ち焦がれる北欧の人たちの気持ちが表れたお祭りですね。
日本の冬至は12月22日です。(2018年)
日本では「冬至カボチャ」を食べる習慣がありますが、
ルシア祭ではどんなものを食べるのでしょうか?
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身体がポカポカ温まる
スパイスの効いた
ルシア祭のメニュー
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●Glögg~グルッグ(スパイシーなホットワイン)
<材料>
赤ワイン 750㏄
水 500㏄
砂糖 100g
シナモン 1/2本
生姜のスライス 2枚
クローブ 20本
カルダモンシード 10個
オレンジピール
スパイス類を水で煮詰めたグルッグ液を、砂糖とともに赤ワインに入れ温めます。
お好みでアーモンドやレーズンを浮かべていただきます。
●Lussekatt~ルッセカット(サフランパン)
バターやミルクを入れたほんのり甘い生地にサフランを練りこんだS字型の黄色いパンです。
ルシアの猫という意味だそうですよ♡かわいい
高級なスパイス、サフランには体を温める効果が。
●Pepparkakor~ペッパカーコル(ジンジャークッキー)
ジンジャー、シナモン、ナツメグを入れた生地を、星・ヤギ・クリスマスツリーなどの形に抜いて焼くクッキーです。スパイス類はお菓子用のパウダーが便利です。
ルシアはイタリア語ではルチア
♪サンタ~ルチア~♪という歌、ご存知ですか??
歌いながら食べるともっとぽかぽかになる、かもです(笑)
チャペルのロゴは、新郎新婦のおふたりが寄り添うようにも、またルシア祭のキャンドルの灯のようにも見えますね。
サンタルシアチャペルは
結婚するおふたりの新しい生活、
ふたりで築く将来への夢や希望の象徴として、
心からのエールを送る
太陽がいっぱいの明るいチャペルです。
まさに人生のスパイス!!ですね♡(座布団一枚!)笑
レストランにお食事にいらしたついでにでも
是非チャペルに足をお運びくださいね。


すがわら
by ama_wedding
| 2018-12-13 23:37
| ユールカレンダー
|
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