福島へようこそ

先週は、パティシエさんとフランス語の講師のカップルのウェディングでした。

この日のために、東京のレストラン、ル･シズィエム･サンスから
ドミニク・コルビシェフが駆けつけて、腕をふるってくださいました。


おふたりのための特別料理の詳細は、アーマのブログでご紹介しています。
レストランウェディングの基本形のような、
まさにおもてなしのパーティーでした！


結婚式は開成山大神宮で挙げました。
この日はとても暑かったのですが、神殿の凛として清々しい雰囲気は
いつ見ても背筋がピンと伸びます。

新郎のダヴィッドさんは、羽織袴姿もよくお似合いで、
特訓して覚えた誓いの言葉を無事成功させることができました！


フランスに住むおふたりは、以前は醤油も豆腐も普通に買えたのに、
最近日本のものが売っていないとおっしゃっていました。
しょうがないですね…下を向く新婦さんの背中を優しく支える彼。

震災の時、私は新婦さんとお母様といっしょに、アーマのテーブルの下に潜りました。ちょうどウェディングの打合せをしていた時でした。


「日本が大好きだから、必ずまた日本に住みたい」と話すふたり。

その時には、福島は必ず、
今までよりもっと住みやすく、美しい故郷になっているはずです。
会津のお父様は又きっと、
フランスと日本の国旗を掲げて出迎えてくれますよ！


遠くフランスでの新生活、どうぞお元気で、末永くお幸せに。

いってらっしゃい！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すがわら